ねこ科たぬきの部屋

ホラーとプロレスが大好きな男が南の島から短編の怖い話奇妙な話をお届けします

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投稿!瞬殺怪談 ついに…ついに発売です!

皆様如何お過ごしでしょうか。

今回は宣伝です。宣伝させてください!是非とも!

なんと、なんと、

 

 

ついに発売されます。

私も「猫科狸」で参加させてもらっておりますよ。

 

いやぁー嬉しい!嬉しい気持ちしかない!

 

更にここから頑張って皆様に奇譚をお届けしていきますので宜しくお願い致します!

 

 

奇譚 特大餃子


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会社員の金良さんは、繁忙期でヘトヘトになりながらも、なんとか仕事を終え、近所に開店したばかりの中華屋さんに入った。

スタミナをつけようと、特大餃子とラーメンを注文し、眠い目を擦りながら特大餃子を一口食べた。

『ぐしゅ』

嫌な感触が口中に広がり、食べかけの餃子を見ると、中に半分齧られた目玉が入っていた。

一気に目が覚めて、再度餃子を確認すると、中身は何ら変わりのない普通の餃子であった。

疲れすぎて幻覚でも見たのか、気分が悪くなりその日は料理を残したまますぐに帰宅した。

しばらくして、すぐにそのお店は潰れてしまっていたという。

 


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奇譚 置きっぱなしの水


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大学進学と共に上京した神谷さんは、華の大学生活とは程遠い、貧乏学生として安アパートに住んでいた。両親もさほど裕福では無い為、仕送り等も期待できない。それでも将来の為と、神谷さんは毎日汗を流しながら、勉学とバイトに勤しんでいた。

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